本のスキャニング・データ変換サービス 電シカ君in関西 お申し込みはこちら 今がチャンス!!お得なキャンペーン情報!!

本のスキャニング・データ変換サービス 電シカ君in関西

現在、御見積提出は本の到着後5営業日です。予定発送日は入金確認後、通常スキャン8営業日、WEEKキャン5営業日、ASUキャン2営業日です

スキャンの解像度ってどれがいいの?本のスキャンに最適な解像度

2023年1月23日投稿
2023年5月10日更新

タブレットで読書

本を自炊するにしても、自炊代行業者に依頼するにしても、一番に悩むことになるのが画質についてです。
自炊代行サイトでよく見かけるのが300dpiと600dpiという設定。
「300dpiと600dpiって何が違うの?」
画質にお悩みの方の為に、本のスキャンに最適な解像度についてお話します。


解像度の単位「dpi」とは?

本のスキャンをする時に、まずは画質を決めなくてはいけません。

300dpi、400dpi、600dpi…、「数字が大きい方がいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、
実はただ解像度を上げればいいという問題ではありません。
目的や用途に合わせた解像度の設定が必要となります。

解像度の単位「dpi」ですが『dots per inch』(ドット パー インチ)の略です。
幅1インチ(約2.54㎝)を何個のドット(点)で表現できるかを表す単位です。
スキャナーの解像度を300dpiに設定すると、1インチの幅あたりに300個のドットが集まってデータになります。
想像するとすごいですよね。

もちろん、解像度が高ければ高いほどスキャンしたデータの画質も向上し、
綺麗な仕上がりになりますが、最初に言った通り、目的や用途に合わせた解像度の設定は重要です。
あなたの目的・用途にぴったりの解像度の設定を知っていきましょう。

読書を楽しむ解像度 ~カラースキャンでのおすすめ解像度~

タブレットを触る

「本をスキャンして手軽に読書を楽しみたい」読むだけというなら300dpiをおすすめします。
スキャナーによって標準の解像度は異なりますが、一般的な解像度は300dpiとされています。
解像度をむやみに上げ過ぎるとメモリ不足が生じる可能性もあり、スキャンが出来なくなってしまいます。
解像度を2倍にするとデータの容量は4倍となるので、単純計算でスキャンにかかる時間も4倍となります。
カラー箇所やページ数が多い本を600dpiに設定してしまうと、
データが重くページをめくる動作で読み込みに時間がかかってしまったり、軽快に読むということが難しくなってしまうのです。

「本を読む」という用途でしたら300dpiでも600dpiでも、拡大しない限り人の目では違いがほとんどわかりません。
読書をストレスなく楽しむのであれば300dpiでの設定をおすすめします。

本の種類別によるおすすめ解像度

先ほど、読書を楽しむ分には300dpiがおすすめとお伝えしましたが、
本の種類やカラーモード(カラー・グレースケール・白黒2階調)の設定によっては解像度を変更しなければなりません。
一般的にカラーモードによる画像データサイズは、カラー>グレースケール>白黒2階調 の順となります。
数冊分データを取り込んで読書を楽しむのであれば、先ほどのカラー300dpiで十分ですが、
何百冊にもなる本を自炊してデータ化するのであれば、データサイズの節約が必要となります。
ここからは本の種類別によるおすすめの解像度についてお話します。

ちなみにグレースケールは黒から白までを256階調で表現することを指します。
白黒2階調は名の通り白黒の2階調しか使用せず、
カラー部分があると上手く表現できずに文字やイラストがつぶれてしまうので、
カラー部分がある書籍には不向きとなります。

数冊の方やこだわりのない方におすすめ

・カラー雑誌、写真集、漫画コミックス(カラーイラスト有)、参考書等 … カラースキャン300dpi
・モノクロのイラスト/写真が入っている小説、新書、参考書、漫画コミックス等 … グレースケール300dpi
・カラー写真・イラストのない文字が中心の小説、新書等 … 白黒2階調600dpi

データ容量を節約したい方におすすめ

・カラー雑誌、漫画コミックス(カラーイラスト有)、参考書等、
モノクロのイラスト/写真が入っている小説、新書、参考書、漫画コミックス等 … グレースケール300dpi
・カラー写真・イラストのない文字が中心の本(小説、新書等) … 白黒2階調600dpi
カラー・グレー部分がある書籍は、白黒でスキャンしてしまうと文字や絵が潰れて読めなくなってしまう恐れがあるので、
グレースケールでのスキャンをおすすめします。

仕事や趣味でこだわりのある書籍におすすめ

・医学書、写真集 … カラースキャン600dpi
医療従事者の方や医学生の方がよく使用する「医学書」
最近ではデータ化する方も少しずつ増えてきています。
細かく記載している臓器の図解を拡大して見る機会が多くなるので、この場合はカラースキャン600dpiがおすすめです。

医学書

好きなアーティストやアイドルの写真集・画集やイラスト集など、
高画質でじっくり見たい書籍にもカラースキャン600dpiが良いかもしれません。

自炊の依頼は電シカ君へ!

快適に電子書籍を閲覧するためにも、電シカ君ではご自身が出来る範囲での本の種類や用途別による解像度を選択することをおすすめします。

電シカ君は大阪を拠点に2012年からこれまで40万冊以上のスキャン実績があり、 2021年7月には拠点を拡大し、神戸への持ち込み対応も可能、 さらに大阪の店舗ではクレジットカード決済・電子マネー決済・QRコード決済が可能となり、決済の種類がより豊富になりました。
※大阪の店舗へご来店の方のみ

近隣にお住まいの方で本の電子化を検討されている方は是非一度ご来店ください。
専門のスタッフが悩んでいるあなたの本の種類・用途にピッタリな解像度やカラーモードをご提案します。
店舗詳細についてはこちら

皆様がお手持ちの本を自炊するお手伝いを、これからも1冊1冊丁寧にスキャン致します。
本の自炊をお考えの方は、是非電シカ君へご依頼ください。

全国各地からのご依頼も大歓迎です。


同人誌や専門誌にオススメ!
本の背表紙を測って送るだけの薄い本に特化した自炊代行サービスはこちら↓